住友電が切り返し急、今期最終利益は一転過去最高の見通しで配当予想増額


 住友電気工業<5802.T>が切り返し急。同社は前週末1日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の最終利益予想を50億円増額して1500億円(前期比0.2%増)に引き上げた。最終利益は減益予想から一転、前期に続いて過去最高益を更新する見通しを示したほか、配当予想も増額修正しており、評価されたようだ。

 9月中間期の売上高は前年同期比8.5%増の2兆2477億7800万円、最終利益は同2.8倍の757億5500万円となった。売上高は計画に対し下振れして着地したものの、生産性の改善やコスト低減、売値の改善などに努めた結果、利益は計画を上回った。通期では売上高の見通しは銅相場の影響を踏まえ下方修正したものの、9月中間期の利益の上振れによる影響を業績予想に反映した。期末配当予想は5円増額の41円に引き上げた。年間配当予想は前期と横ばいの77円となる。

出所:MINKABU PRESS


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