外為サマリー:一時152円50銭台に軟化、週末を控えた持ち高調整の動き


 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=152円81銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円20銭弱のドル安・円高となっている。

 米連邦準備理事会(FRB)が7日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)では市場の予想通り0.25%の利下げが決まったが、パウエルFRB議長が記者会見で今後の利下げ見送りを示唆しなかったことが影響した。米利下げが続くとの観測から前日の米長期金利が低下し、この日の東京市場では日米金利差の拡大に歯止めがかかるとの見方からドル売り・円買いが先行。きょうは週末の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業など実需筋のドル調達需要から下げ渋る場面もあったが、朝方に一時400円超上昇していた日経平均株価が伸び悩んだことなどからドル買いは続かなかった。午後に入ると週末の持ち高調整とみられるドル売り・円買いが流入。米大統領選でのトランプ氏の勝利を受けた「トランプトレード(米国債売り・ドル買い)」の巻き戻しもあったようで、ドル円相場は午後1時10分すぎには152円55銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0781ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=164円75銭前後と同80銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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