米外為市場サマリー:FRB議長利下げ停止示唆せず一時152円70銭まで軟化


 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=152円94銭前後と前日に比べて1円70銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=165円25銭前後と同65銭程度のユーロ安・円高だった。

 7日の東京市場で一時154円71銭と約3カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた反動で、海外市場では持ち高調整や利益確定とみられるドル売り・円買いが優勢となった。同日に三村淳財務官が為替相場について「極めて高い緊張感をもって注視する。行きすぎた動きに対しては適切な対応をとっていきたい」などと発言したことや、米長期金利が低下したこともドル売り・円買いにつながったもよう。0.25%の利下げを決めた米連邦公開市場委員会(FOMC)後に行われたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見で、「経済は力強い」としながらも今後の利下げ見送りを示唆しなかったことも影響し、ドル円相場は152円70銭まで軟化する場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0805ドル前後と前日に比べて0.0075ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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