外為サマリー:一時153円40銭台に軟化、株安受けて円に買い戻し圧力


 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=153円61銭前後と前日の午後5時時点に比べ2銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=163円45銭前後78銭程度のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円相場は午前中に上昇圧力が掛かり、一時1ドル=154円台に乗せる場面があった。輸入企業によるドル買い観測が支えとなったほか、トランプ次期米政権下で景気浮揚策が講じられ、米金利の上昇により日米金利差が拡大するとの期待も継続した。もっとも午後になると日経平均株価が下げに転じ、一時300円を超す下げとなった。リスク選好ムードに冷や水を浴びせる格好となり、ドル買い・円売りポジションの巻き戻しを促し、一時153円40銭台まで軟化した。トランプ次期大統領が国務長官に対中強硬派で知られるマルコ・ルビオ上院議員を指名する見通しだと伝わったことが、投資家のリスク許容度を低下させたとの見方がある。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0640ドル前後と同0.0049ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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