カヤバが一時S高、上限18.4%の大規模な自社株買いと株式2分割を発表◇


 カヤバ<7242.T>が一時ストップ高の水準となる前営業日比705円高の5420円に買われた。11日の取引終了後、株式分割前のベースで取得総数460万株(自己株式を除く発行済み株式総数の18.4%)、取得総額200億円を上限とする自社株買いの実施を公表。株主還元強化を好感した買いが集まったようだ。自社株の取得期間は12月3日から2025年11月28日。同社はあわせて株式の流動性と投資家層の拡大を目的として、12月2日を基準日として3日付で1株を2株に分割すると発表している。自社株の取得総数の上限は実質的には920万株となる。

 同時に発表した25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比2.0%減の2134億5700万円、最終利益は同36.6%減の51億8200万円となった。このほか、カヤバは知多鋼業<5993.NG>に対し、完全子会社化を目的に株式公開買い付け(TOB)を実施する予定だと開示している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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