外為サマリー:154円90銭台に上伸、米金利高止まりでドル買い優勢


 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=154円93銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円10銭強のドル高・円安となっている。

 12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円61銭前後と前日に比べて90銭弱のドル高・円安で取引を終えた。次期トランプ米政権の政策でインフレが再燃するとの見方を背景に、米長期金利が上昇したことがドル買いを促し、一時154円92銭まで上伸した。

 この日の時間外取引で米長期金利は高止まりしており、東京市場でも日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが入りやすくなっている。ドル円相場は朝方こそ154円51銭まで伸び悩む場面もあったが、その後は米金利の先高観から切り返し。日本時間今晩に発表される米10月消費者物価指数(CPI)でインフレ圧力の根強さが示されるとの思惑もあり、午前9時50分ごろには再び154円90銭台に乗せた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0613ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=164円43銭前後と同90銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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