外為サマリー:155円70銭台に上伸、日米金利差拡大を意識


 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=155円72銭前後と前日の午後5時時点に比べて60銭強のドル高・円安となっている。

 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=155円46銭前後と前日に比べて85銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米10月消費者物価指数(CPI)を受けて154円34銭まで軟化する場面があったものの、米長期金利が上昇に転じるとドル買いが活発化し一時155円62銭まで上伸した。

 この日の時間外取引で米長期金利が水準を切り上げるなか、東京市場は日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが優勢。米大統領と上下両院の過半数を共和党が占める「トリプルレッド」となることが確実視され、次期政権の政策次第ではインフレ圧力が高まるとの見方が根強いようだ。日経平均株価が反発していることからリスク選好的なドル買い・円売りも入りやすく、午前9時50分ごろには155円77銭をつけた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0565ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=164円52銭前後と同10銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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