外為サマリー:154円40銭台で推移、加藤財務相の円安けん制発言で伸び悩む


 19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=154円42銭前後と前日の午後5時時点に比べて14銭程度のドル安・円高となっている。

 加藤勝信財務相がこの日の閣議後の会見で、為替相場に関し、極めて高い緊張感をもって注視するとともに、行きすぎた動きに対しては適切な対応を取る姿勢を示した。政府サイドから円安進行をけん制する発言が出たことを受け、円を買い戻す動きが広がった。ドル円相場は一時154円を下回る場面があった。一方、米長期金利は時間外取引で低下が一服した。日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いポジションの巻き戻しを促し、ドル円相場の下値は限られた。18日の日銀の植田和男総裁の講演での発言内容について、ハト派的だったとの受け止めもドル円相場の下支え要因となったようだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0583ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0036ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=163円44銭前後と同42銭程度のユーロ高・円安で推移している。


出所:MINKABU PRESS


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