米外為市場サマリー:一時153円29銭まで軟化するも持ち直す


 19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円66銭前後と前日と比べて横ばい。ユーロは1ユーロ=163円86銭前後と同7銭程度のユーロ安・円高だった。

 ウクライナ軍が米国から供与された長距離地対地ミサイルでロシア西部の軍事施設を攻撃し、ロシアのプーチン大統領は核兵器を使用するための条件を示した「核抑止力の国家政策指針」(核ドクトリン)を改定したと伝わった。こうしたなか安全通貨とされる円が選好され、ドル円相場は日本時間夕方に153円29銭まで軟化する場面があった。ただ、欧州時間にはロシアのラブロフ外相が「核戦争が起きないというのがロシアの立場だ」との認識を示したことが報じられると、投資家の過度なリスク回避姿勢が後退。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退していることもドルの支えとなり、ニューヨーク市場では一時154円80銭まで上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0596ドル前後と前日に比べて0.0002ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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