東京株式(前引け)=急反落、半導体関連などへの売り目立つ


 26日前引けの日経平均株価は前営業日比519円76銭安の3万8260円38銭と急反落。前場のプライム市場の売買高概算は9億6807万株、売買代金概算は2兆2788億円。値上がり銘柄数は577、対して値下がり銘柄数は994、変わらずは74銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は前日とは一転して先物主導で想定外の下げに直面した。前日の欧州株市場で主要国の株価が総じて堅調に推移したほか、米国株市場ではNYダウが3営業日続けて400ドルを超える上昇をみせ最高値圏を走っており、東京市場でも追い風が意識された。しかし、寄り付きから大きく売りに押され、その後は先物を絡めたインデックス売りで漸次水準を切り下げる地合いとなった。トランプ次期米大統領の中国などに対する関税強化についてのSNS投稿が嫌気された。前場取引後半は下げ渋る動きを見せたものの戻し切れず、500円を超える下げで3万8000円台前半で着地した。

 個別では、売買代金トップのディスコ<6146.T>、同2位のレーザーテック<6920.T>いずれも株価は大きく売り優勢となった。また、アドバンテスト<6857.T>の下げも目立つ。三菱重工業<7011.T>が売られ、フジクラ<5803.T>も安い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>など銀行株も利食われる展開に。セレス<3696.T>、ACCESS<4813.T>が急落、エイチ・アイ・エス<9603.T>も大幅安、メルカリ<4385.T>も下落した。半面、三井E&S<7003.T>が商いを伴い値上がり率トップに買われた。ファーストリテイリング<9983.T>、任天堂<7974.T>がしっかり。住友林業<1911.T>も上昇した。ユニ・チャーム<8113.T>も大きく値を上げた。

出所:MINKABU PRESS


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