27日の米株式市場の概況、NYダウ6日ぶり反落 持ち高調整目的の売り優勢


 27日の米株式市場では、NYダウが前日比138.25ドル安の4万4722.06ドルと6日ぶりに反落した。10月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、前月比0.2%の上昇となった。市場予想に沿った結果となり、今後の利下げ観測には大きな変化はみられず、翌日が感謝祭の祝日で休場になることから持ち高調整目的の売りが優勢となった。

 セールスフォース<CRM>とインテル<INTC>が下落。ノードストロム<JWN>が売られ、デル・テクノロジーズ<DELL>とHP<HPQ>が大幅安となった。半面、ウォルト・ディズニー<DIS>とメルク<MRK>がしっかり。ボーイング<BA>やトラベラーズ<TRV>が堅調だった。

 ナスダック総合株価指数は115.101ポイント安の1万9060.476と5日ぶり反落した。マイクロソフト<MSFT>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>が冴えない展開。テスラ<TSLA>とエヌビディア<NVDA>が株価水準を切り下げたほか、クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>とワークデイ<WDAY>が下値を探り、オートデスク<ADSK>とシンボティック<SYM>が急落した。一方、アルファベット<GOOG>が底堅く、ソーラーエッジ・テクノロジーズ<SEDG>が上伸。アーバン・アウトフィッターズ<URBN>が急騰した。

出所:MINKABU PRESS


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