米外為市場サマリー:日米金利差縮小が意識され一時149円00銭台に軟化


 2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円60銭前後と前週末に比べて20銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=157円05銭前後と同1円35銭程度のユーロ安・円高だった。

 日銀が今月18~19日に開く金融政策決定会合で追加利上げに踏み切るとの見方が強まるなか、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが優勢だった。この日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した11月の米製造業景況感指数は、市場予想を上回ったものの積極的にドルを買う動きには至らず。米長期金利が上昇幅を縮小するとドル売りが流入し、ドル円相場は一時149円08銭まで下押した。その後はやや下げ渋ったものの、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が講演で「今月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での追加利下げ支持に自身は傾いている」と述べたことがドルの重荷となり戻りは限定的だった。一方、フランスの政治混迷への懸念からユーロが売られやすかった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0498ドル前後と前週末に比べて0.0080ドル弱のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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