5日の株式相場見通し=続伸、米株最高値圏推移でリスクオン波及


 5日の東京株式市場は買い優勢の地合いとなり、日経平均は3万9000円台後半を指向する展開となりそうだ。前日の欧州株市場は高安まちまちの展開だったが、独DAXは1%超の上昇で5日続伸と上値指向が強く、最高値更新が続いている。また、米国株市場では景気敏感株に買い戻しが進みNYダウが3日ぶりに反発、最高値街道に復帰した。ハイテク株も引き続き強い動きでナスダック総合株価指数は4日続伸となり、こちらは連日の最高値更新となっている。この日はパウエルFRB議長が討論会で発言する機会があり、米経済に対する強気の見方を示すとともに、今月のFOMCでの利下げに否定的なニュアンスもなかったことで、マーケットは0.25%の利下げを改めて織り込む形で買いが優勢となった。個別ではNYダウ構成銘柄でクラウドソリューション大手のセールスフォース<CRM>が大幅に上昇し、指数押し上げ効果をもたらした。エヌビディア<NVDA>をはじめ半導体関連株全般も強さを発揮した。東京市場では前日に日経平均が小幅に上昇し3日続伸したものの、値下がり銘柄数が全体の8割近くを占めるなど実質的にはリスク回避ムードの強い相場だった。だが、きょうは米株高を引き継ぎ、主力株をはじめ広範囲に投資資金が誘導されそうだ。日経平均ベースの騰落レシオ(25日移動平均)は前日時点で98%とほぼ中立水準にあり過熱感は乏しい。外国為替市場ではドル円相場が相変わらず上下に不安定な動きを続けているが、足もとで1ドル=150円台半ばの推移と円安水準でもみ合っていることはハイテクや自動車セクターに追い風材料となる。

 4日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比308ドル51セント高の4万5014ドル04セントと3日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同254.205ポイント高の1万9735.116だった。

 日程面では、きょうは週間の対外・対内証券売買契約、11月の輸入車販売、11月の車名別新車販売、11月の軽自動車販売など。海外では10月のユーロ圏小売売上高、週間の米新規失業保険申請件数、10月の米貿易収支など。なお、タイ市場は休場となる。

出所:MINKABU PRESS


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