9日の米株式市場の概況、NYダウ240ドル安 利益確定売り優勢


 9日の米株式市場では、NYダウが前週末比240.59ドル安の4万4401.93ドルと3日続落した。17~18日に予定される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に委員のブラックアウト期間に入った。利下げ観測がくすぶるなかで、11月の米消費者物価指数(CPI)など物価指標の公表も控えており、利益確定売りが優勢となった。中国政府がエヌビディア<NVDA>に対し独占禁止法違反の疑いで調査を始めたと伝わったことは、半導体株の重荷となった。

 トラベラーズ<TRV>とアメックス<AXP>、ウォルマート<WMT>が下落。ウォルト・ディズニー<DIS>やプロクター・アンド・ギャンブル<PG>が冴えない展開となった。半面、ボーイング<BA>とアムジェン<AMGN>が上伸。シェブロン<CVX>とユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が堅調だった。

 ナスダック総合株価指数は123.084ポイント安の1万9736.690と反落した。エヌビディアとアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が株価水準を切り下げたほか、モンデリーズ・インターナショナル<MDLZ>が軟調推移。コムキャスト<CMCSA>とレバンス・セラピューティクス<RVNC>が大幅安となった。一方、アップル<AAPL>が頑強。インターパブリック・グループ<IPG>が買われ、ワークデイ<WDAY>とハーシー<HSY>、パクティブ・エバーグリーン<PTVE>が急伸。ルーシッド・グループ<LCID>とリビアン・オートモーティブ<RIVN>が高い。

出所:MINKABU PRESS


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