東京株式(寄り付き)=買い先行、米株軟調受け上値は重い展開か


 10日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比214円高の3万9375円と続伸。

 前日の米国株市場ではハイテク株などを中心に幅広い銘柄に利益確定売りが出て、NYダウなど主要株価3指数が揃って下落した。日本時間の明晩に発表が予定される11月の米消費者物価指数(CPI)を前にポジション調整の売りが優勢となった。エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>などをはじめ半導体関連株への売りが目立ち、市場センチメントを冷やした。景気敏感株全般にも売りがかさみ、NYダウは3日続落と調整色が強まってきた。東京市場でも12月に入ってから日経平均が上昇基調を強めていたものの、直近は利食い圧力も意識される地合いとなっている。きょうは半導体関連に逆風が強いほか、米CPI発表を前に上値の重い展開が予想されるが、為替が円安方向に振れていることはポジティブ材料。

出所:MINKABU PRESS


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