午前:債券サマリー 先物は続落、米債券安が波及


 11日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は続落した。前日の米国市場で長期債価格が下落(金利は上昇)した流れが波及した。

 米国では11月の消費者物価指数(CPI)の公表前とあって、持ち高調整目的の売買が主体となった。米長期金利は4.23%に上昇した。日本の債券先物は夜間取引で下落した流れを引く次ぐ形で安く始まった。一時1ドル=152円台前半まで円安が進行したことを背景に、日銀の追加利上げを巡る思惑が広がったことも、円債相場には重荷となった。この日は財務省による入札や日銀による国債買い入れオペなど需給イベントがなく、手掛けにくさが意識された。

 先物12月限は前営業日比12銭安の142円96銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は横ばいの1.065%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。