外為サマリー:152円50銭近辺で推移、日銀巡る報道で再び円売り流入


 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=152円49銭前後と前日の午後5時時点に比べて85銭程度のドル高・円安となっている。

 11日の日本時間夕方にブルームバーグ通信が「日銀は追加利上げを急ぐ状況にはないと認識している」と報じたことなどを背景に、同日のニューヨーク市場では一時152円80銭台までドル高・円安が進んだ。ただ、日銀による早期の追加利上げ観測は依然として残っており、この日の東京市場のドル円相場は上値の重い展開でのスタート。11日に発表された米11月消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想に一致し、17~18日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%の利下げが確実視されていることもドルの重荷となった。とはいえ、時間外取引で米長期金利が高止まりしていることからドルは底堅く、午前10時50分すぎに151円96銭をつけたあとは持ち直し。午後2時30分ごろにロイター通信が「日銀内で追加利上げを急ぐ必要はないとの認識が広がっている」と伝えると、再び円売りが強まり152円50銭近辺での動きとなった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0506ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=160円22銭前後と同1円15銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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