午前:債券サマリー 先物は反落、米金利上昇を受け売り優勢


 16日の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。前週末13日の米長期債相場が5日続落(金利は上昇)したことを受け、国内債は売りが出やすかった。

 足もとで発表された米物価関連指標でインフレ圧力の根強さが示されたことを背景に、米長期金利が上昇基調を強めている。13日の米市場では長期金利が一時4.40%と3週間ぶりの高水準をつけ、この流れが東京市場に波及。内閣府が朝方発表した10月の機械受注統計で、設備投資の先行指標となる船舶・電力を除く民需が4カ月ぶりの増加に転じたことも影響し、債券先物は午前9時00分すぎに一時142円38銭まで軟化した。ただ、日銀が18~19日に開く金融政策決定会合で利上げが見送られるとの見方から一段と下値を売り込む動きはみられなかった。

 午前11時の先物3月限の終値は、前週末比15銭安の142円42銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.015%上昇の1.055%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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