米外為市場サマリー:米利下げペース鈍化示唆を受け154円80銭台に上伸


 18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円80銭前後と前日に比べて1円35銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=160円26銭前後と同75銭程度のユーロ安・円高だった。

 米連邦準備理事会(FRB)は18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を0.25%引き下げ、3会合連続の利下げを決めた。あわせて公表したFOMC参加者の政策金利見通し(ドットチャート)では2025年の利下げ回数が2回と想定され、9月の前回見通しの4回から半減。パウエルFRB議長はFOMC後の記者会見で「今後はインフレの進展を見極めながら慎重に進む必要がある」などと述べた。今後の利下げペースが鈍化する可能性が示唆されたことを受け、米長期金利が上昇するとともにドル買いが流入。日米の金利差拡大が意識されるかたちで、ドル円相場は一時154円87銭まで上伸した。一方、NYダウをはじめ米主要株価指数が大きく下落したことで、低リスク通貨とされる円が対ユーロで買われた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0353ドル前後と前日に比べて0.0140ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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