米外為市場サマリー:米PCEの予想下振れを受け一時155円90銭台に軟化


 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円31銭前後と前日に比べて1円10銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=163円12銭前後と同2銭程度のユーロ安・円高だった。

 この日の東京市場では一時157円93銭と約5カ月ぶりのドル高・円安水準をつけたが、その後は加藤勝信財務相や三村淳財務官による円安牽制発言が重荷となるかたちで失速。海外ではクリスマスを含む来週から年末年始にかけて休暇を取る参加者が多く、持ち高調整や利益確定のドル売り・円買いが入りやすかった面もあった。加えて、同日に発表された11月の米個人消費支出(PCE)物価指数の伸び率が市場予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)が来年の利下げペースを鈍化させるとの見方が後退したことも影響。米長期金利が低下するなかドル売りが断続的に流入し、ドル円相場は一時155円96銭まで軟化した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0430ドル前後と前日に比べて0.0070ドル弱のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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