米外為市場サマリー:一時157円30銭台に上伸するも伸び悩む


 24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円19銭前後と前日に比べて2銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=163円36銭前後と同20銭弱のユーロ安・円高だった。

 トランプ米次期大統領の政策がインフレの再燃や財政赤字拡大につながる可能性が意識され、米金利の先高観が強まっている。米国時間24日朝には米長期金利が一時4.62%と7カ月ぶりの高水準をつけ、日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りに押し上げられるかたちでドル円相場は一時157円38銭まで上伸した。ただ、クリスマス休暇に入る市場参加者が多いことから一段とドルの上値を追う勢いには乏しく、この日の東京市場でつけた157円39銭を前に伸び悩み。米5年債入札の堅調な結果を受け、米長期金利が低下に転じたこともドルの重荷となった。加えて、25日には日銀の植田和男総裁の講演が予定されており、今後の金融政策運営についてどのように説明するのかを見極めたいとする向きも多かったようだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0399ドル前後と前日に比べて0.0006ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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