外為サマリー:157円70銭台で推移、株高を受けたドル買い・円売り優勢


 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=157円76銭前後と前日の午後5時時点に比べて40銭程度のドル高・円安となっている。

 前日のニューヨーク市場では米金利の先高観を背景に一時158円08銭と約5カ月ぶりのドル高・円安水準をつけたが、この日の東京市場では急ピッチな上昇が警戒されドルの上値が重くなった。年内最終営業日を迎えた事業会社のドル調達需要などから158円台に再接近する場面もあったが、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を通過すると失速。加藤勝信財務相が午前の臨時閣議後会見で、足もとの円安進行に対し「投機的な動向も含め、為替市場の動向を憂慮しており、行き過ぎた動きに対しては適切な対応をとっていく」と述べたことも円買い・ドル売りにつながり、午前11時10分すぎには157円51銭まで押された。とはいえ、日経平均株価の大幅高を受け、リスク選好的なドル買い・円売りが入りやすく、午後2時40分以降は157円70銭台で推移した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0409ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=164円28銭前後と同70銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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