米外為市場サマリー:米株安などが影響し一時157円30銭台に軟化


 27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円87銭前後と前日に比べて10銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=164円59銭前後と同6銭程度のユーロ安・円高だった。

 週末を控えた持ち高調整とみられるドル売り・円買いが出たほか、加藤勝信財務相が日本時間27日午前の閣議後の記者会見で「投機的な動向も含め、為替市場の動向を憂慮しており、行き過ぎた動きに対しては適切な対応をとっていく」と述べたことが影響した。また、NYダウをはじめ米主要株価指数が下落したこともドルの重荷となり、ドル円相場は一時157円35銭まで軟化した。その後は米長期金利の上昇を手掛かりに下げ渋る動きとなったが、年末年始休暇を控えて積極的な売買を手控える向きが多いことから戻りは限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0426ドル前後と前日に比べて0.0004ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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