米外為市場サマリー:持ち高調整のドル売り・円買いで一時156円80銭台に軟化


 3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円26銭前後と前日に比べて25銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円08銭前後と同40銭弱のユーロ高・円安だった。

 この日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した24年12月の米製造業景況感指数は、前月から0.9ポイント上昇の49.3と約9カ月ぶりの高水準となった。米景気の底堅さが意識されるなか米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りに押し上げられるかたちでドル円相場は一時157円40銭台に上伸した。ただ、東京市場が休場で取引量が減っていることから一段と上値を追う勢いには乏しく、ドルは買い一巡後に伸び悩み。週末を控えて持ち高調整のドル売り・円買いが入りやすかったこともあり、その後は156円80銭台まで軟化する場面があった。一方、ユーロは前日に22年11月下旬以来のユーロ安・ドル高水準をつけた反動などから買いが優勢だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0308ドル前後と前日に比べて0.0040ドル強のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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