6日の米株式市場の概況、NYダウ小反落 関税限定報道もトランプ氏否定で軟化


 6日の米株式市場では、NYダウが前週末比25.57ドル安の4万2706.56ドルと小反落した。米紙ワシントン・ポストがこの日、トランプ次期大統領の側近が、関税の引き上げ対象を限定することを検討していると報じた。これを好感した買いが入ったが、トランプ氏が報じられた内容を否定したことで軟化した。ハイテク関連株は総じて堅調だった。

 プロクター・アンド・ギャンブル<PG>やナイキ<NKE>、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>が冴えない展開。コカ・コーラ<KO>やJPモルガン・チェース<JPM>が株価水準を切り下げ、CNXリソーシズ<CNX>が急落した。一方、ウォルマート<WMT>が堅調に推移し、ユナイテッド・ステイツ・スチール<X>が切り返し急。アサナ<ASAN>が大幅高となった。

 ナスダック総合株価指数は243.304ポイント高の1万9864.981と続伸した。メタ・プラットフォームズ<META>とアルファベット<GOOG>が上伸。エヌビディア<NVDA>とアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>が頑強。マイクロン・テクノロジー<MU>が急伸し、アメリカン航空グループ<AAL>とソーラーエッジ・テクノロジーズ<SEDG>が値を上げたほか、ペイコアHCM<PYCR>とフーボーTV<FUBO>、レバンス・セラピューティクス<RVNC>が高い。一方、インテル<INTC>とハネウェル・インターナショナル<HON>が売られ、TモバイルUS<TMUS>が下値を探った。

出所:MINKABU PRESS


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