午前:債券サマリー 先物は続落、10年債入札に警戒感


 7日の債券市場で、先物中心限月3月限は続落。6日の米長期債相場が下落(金利は上昇)したことや、この日に財務省が実施する10年債入札への警戒感から売りが優勢だった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事が6日のイベントで、追加利下げに関して政策当局はより慎重に進めることが可能との見解を示したことなどが米長期金利を押し上げた。ただ、この日の時間外取引では米長期金利の上昇が一服しており、債券先物は朝方に141円46銭まで軟化したあとは下げ渋った。とはいえ、10年債入札を控えて積極的には動きにくいほか、日経平均株価の4万円台回復が債券の重荷となり戻りは限定的だった。

 午前11時の先物3月限の終値は、前日比4銭安の141円55銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.005%低下の1.130%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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