米外為市場サマリー:トランプ関税巡る報道で一時156円20銭台に軟化する場面も


 6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円62銭前後と前週末に比べて35銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=163円77銭前後と同1円70銭弱のユーロ高・円安だった。

 米紙ワシントン・ポストは6日、トランプ米政権で導入が見込まれている全世界一律の関税について、対象品目が「重要な品目」のみに限定される計画があると報じた。これを受けて市場では物価上昇圧力が高まりにくくなるとの見方が広がり、ドル円相場は一時156円20銭台まで軟化した。ただ、トランプ氏が同報道を否定するとドルの買い戻しが流入。米長期金利が上昇したこともドルの支援材料となり、157円60銭台に切り返した。一方、この日に発表された12月のユーロ圏HCOB総合購買担当者景気指数(PMI)改定値が速報値から上方修正されたことなどを手掛かりにユーロを買う動きが活発化した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0390ドル前後と前週末に比べて0.0080ドル強のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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