7日の米株式市場の概況、NYダウ178ドル安 金利上昇が重荷


 7日の米株式市場では、NYダウが前日比178.20ドル安の4万2528.36ドルと続落した。12月の米ISM非製造業景況感指数は54.1と、11月の水準から改善した。価格指数が高水準となったことを背景に、インフレ長期化懸念が強まった。更に社債発行が相次ぐなか、10年物国債入札が低調な結果となったことを背景に米長期金利が一時4.69%まで上昇。株式相場には重荷となった。

 ホームデポ<HD>やベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>が売られ、マクドナルド<MCD>とウォルマート<WMT>が軟調に推移した。一方、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>とスリーエム<MMM>、シェブロン<CVX>がしっかり。カーバナ<CVNA>とゲッティ・イメージズ・ホールディングス<GETY>、フロントライン<FRO>が大幅高となった。

 ナスダック総合株価指数は375.301ポイント安の1万9489.680と3日ぶり反落となった。アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が水準を切り下げ、テスラ<TSLA>とエヌビディア<NVDA>が大幅安。アルべ・ロボティクス<ARBE>が下値を模索する展開となった。半面、マイクロン・テクノロジー<MU>が上伸し、イナリ・メディカル<NARI>が急騰した。

出所:MINKABU PRESS


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