東京株式(前引け)=反落、米株安に追随も半導体株の強さ目立つ


 8日前引けの日経平均株価は前営業日比140円35銭安の3万9942円95銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は9億912万株、売買代金概算は2兆2244億円。値上がり銘柄数は509、対して値下がり銘柄数は1070、変わらずは65銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、リスク回避の売り圧力が強まり日経平均は下値を探る展開となった。前日の米国株市場では、堅調な経済指標を受けた米金利上昇を警戒してハイテク株中心に売りがかさみ、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下落した。エヌビディア<NVDA>が朝高後に値を崩し大幅安となるなど半導体セクターへの売りが目立ち、東京市場でもこれを嫌気する地合いとなった。ただ、半導体製造装置の主力銘柄は押し目買いニーズも強く、朝安後に軒並みプラス圏に切り返す頑強な値動きをみせており、全体指数も前引けにかけ下げ渋っている。

 個別ではIHI<7013.T>が大幅安で3日続落、川崎重工業<7012.T>も軟調。東京海上ホールディングス<8766.T>が売られ、ファーストリテイリング<9983.T>も値を下げた。インターメスティック<262A.T>が急落、アダストリア<2685.T>も大きく水準を切り下げている。半面、売買代金トップとなったディスコ<6146.T>が大幅続伸、売買代金上位の東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>も高い。キオクシアホールディングス<285A.T>の上げ足が目立っている。トヨタ自動車<7203.T>はしっかり、日本郵船<9101.T>も買いが優勢。ワイエイシイホールディングス<6298.T>も値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。