外為サマリー:毎月勤労統計調査など影響し一時158円10銭まで伸び悩む


 9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=158円27銭前後と前日の午後5時時点に比べて15銭程度のドル高・円安となっている。

 8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=158円35銭前後と前日に比べて30銭程度のドル高・円安で取引を終えた。トランプ関税を巡る一部報道で米金利の先高観が強まったことを背景に158円55銭まで上伸する場面があった。

 ただ、約5カ月ぶりの水準までドル高・円安が進んでいることから日本の通貨当局が牽制姿勢を強めるとの見方もあり、この日の東京市場ではドル買い・円売りの動きが一服。また、厚生労働省が朝方発表した24年11月の毎月勤労統計調査で、名目賃金を示す現金給与総額が前年同月比で3.0%増となったことも円買いにつながっているようで、午前9時00分すぎには一時158円10銭まで伸び悩んだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0313ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=163円22銭前後と同15銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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