午前:債券サマリー 先物は反落、長期金利1.185%に上昇


 10日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は反落した。カーター元米大統領の死去に伴う追悼日となった9日の米債券市場は短縮取引で、長期債相場は横ばい圏内となった。一方、英国では10年債利回りが上昇(価格は低下)した。海外金利の先高観がくすぶるなか、債券に対しては買い手控えムードが広がった。

 米債市場は短縮取引となったが、複数の米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言機会があった。ボストン連銀のコリンズ総裁が利下げに慎重な姿勢を示したほか、フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は、利下げ時期は景気動向次第になるとの見解を示した。米長期金利は時間外取引で高止まりを続けており、円債相場の重荷となった。

 先物3月限は前営業日比11銭安の141円20銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.015ポイント高い1.185%に上昇した。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。