米外為市場サマリー:NY連銀インフレ予想を受け一時157円80銭台に持ち直す


 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円48銭前後と前週末に比べて25銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円32銭前後と同30銭弱のユーロ安・円高だった。

 足もとでドル高・円安が進んだ反動から持ち高調整の動きが先行し、ドル円相場は156円92銭まで軟化する場面があった。ただ、10日に発表された24年12月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回る内容だったことから米景気や米連邦準備理事会(FRB)の利下げペース鈍化が意識されやすく、ドルは売り一巡後に下げ渋り。この日にニューヨーク連銀が発表した12月の消費者調査で、3年先の予想物価上昇率(中央値)が3.0%と1年1カ月ぶりの高水準となったこともドル買いにつながり、一時157円80銭台に持ち直した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0245ドル前後と前週末に比べて0.0001ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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