東京株式(前引け)=大幅続落、半導体株など中心にリスクオフ


 14日前引けの日経平均株価は前営業日比720円82銭安の3万8469円58銭と大幅続落。前場のプライム市場の売買高概算は9億9042万株、売買代金概算は2兆2459億円。値上がり銘柄数は254、対して値下がり銘柄数は1349、変わらずは41銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場はリスク回避ムードが強まるなか、日経平均は前週の地合いを引き継ぎ下値模索の動きを強めている。米国株市場では前日にNYダウが反発したものの、前週末の急落の残像が投資マインドを冷やしている。前週末に発表された12月の米雇用統計では雇用者数の伸びが予想を大きく上回り、これを受けてFRBによる利下げピッチの鈍化に対する見方が広がっている状況だ。東京市場でも売りが優勢で、半導体関連株などを中心に値を下げるものが多い。値下がり銘柄数は全体の8割を超えた。

 個別では売買代金トップのディスコ<6146.T>や同2位のアドバンテスト<6857.T>をはじめ半導体主力株の下げがきつい。フジクラ<5803.T>も安い。ファーストリテイリング<9983.T>が値を下げ、三菱重工業<7011.T>も売りに押された。サンウェルズ<9229.T>、日本マイクロニクス<6871.T>などが急落、サンリオ<8136.T>も安い。半面、任天堂<7974.T>が堅調、良品計画<7453.T>が大きく上値を伸ばした。東京海上ホールディングス<8766.T>も高い。PR TIMES<3922.T>が急騰、インターアクション<7725.T>、SMK<6798.T>、IDホールディングス<4709.T>なども値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS


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