外為サマリー:157円台50銭台で推移、氷見野日銀副総裁の発言で乱高下


 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=157円57銭前後と、前週末10日の午後5時時点に比べて81銭程度のドル安・円高となっている。

 日銀の氷見野良三副総裁が14日、神奈川県金融経済懇談会に出席し、あいさつを行った。氷見野副総裁は23~24日に予定する金融政策決定会合において、利上げを行うかどうかについて議論し、判断をする考えを示した。発言を受けて来週の金融政策決定会合で、日銀が追加利上げに踏み切る可能性が意識され、瞬間的に1ドル=157円ちょうど近辺までドル安・円高に振れたが、すぐに158円ちょうど近辺までドル高・円安方向に切り返すなど乱高下した。その後は157円台半ばを中心として一進一退の動きとなったが、氷見野副総裁の記者会見が始まると、一時的に157円30銭台まで軟化する場面があった。米国時間10日に公表された12月の米雇用統計が堅調な結果となり、米長期金利に上昇圧力が掛かったことは、ドル円相場には支援材料となった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0245ドル前後と前週末10日の午後5時時点に比べて0.0051ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=161円44銭前後と同1円63銭程度のユーロ安・円高で推移している。


出所:MINKABU PRESS


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