外為サマリー:一時157円20銭まで軟化、日銀総裁発言で利上げ観測強まる


 15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=157円32銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭程度のドル安・円高となっている。

 トランプ次期米大統領の政策が物価上昇や財政赤字の拡大を招くとの見方は根強く、米金利の先高観を背景にドル円相場は堅調にスタートした。ただ、日本時間今晩に発表される12月の米消費者物価指数(CPI)の内容を確認したい投資家は多く、積極的に上値を追う動きには乏しかった。午後に入ると、日銀の植田和男総裁の発言が伝わったことをきっかけに円買い・ドル売りが流入。米国の政策や春闘の賃金動向などを精査し、来週23~24日に開かれる日銀金融政策決定会合で利上げを行うか判断する考えを示したことで追加利上げ観測が強まり、午後2時40分ごろには157円20銭まで軟化する場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0293ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=161円93銭前後と同40銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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