15日の米株式市場の概況、NYダウ703ドル高で3日続伸 米CPIと米銀大手決算が支援


 15日の米株式市場では、NYダウが前日比703.27ドル高の4万3221.55ドルと大幅高で3日続伸した。12月の米消費者物価指数(CPI)で、食品とエネルギー価格を除くコア指数の伸び率が11月から鈍化した。米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに動きやすくなるとの見方から米長期金利が低下し、株買いを誘った。決算発表を行った米銀大手の株価が大幅に上昇したことも投資家のリスク許容度を高めた。

 ゴールドマン・サックス・グループ<GS>とシティグループ<C>、ウェルズ・ファーゴ<WFC>が急伸。JPモルガン・チェース<JPM>が買われ、エジソン・インターナショナル<EIX>とCBREグループ<CBRE>が大幅高となった。一方、コカ・コーラ<KO>やボーイング<BA>が冴えない展開だった。

 ナスダック総合株価指数は466.841ポイント高の1万9511.234と6日ぶりに大幅反発した。テスラ<TSLA>が大きく株価水準を切り上げ、エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、メタ・プラットフォームズ<META>が頑強。アルファベット<GOOG>が値を上げたほか、量子コンピューター関連のイオンQ<IONQ>やDウェイブ・クアンタム<QBTS>、クオンタム・コンピューティング<QUBT>などが急騰。インテュイティブ・サージカル<ISRG>やミリコム・インターナショナル・セルラー<TIGO>が買われた。半面、キャラボ・グロワーズ<CVGW>とヴェリセル<VCEL>が下値を探った。

出所:MINKABU PRESS


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