午前:債券サマリー 先物は反発、米債券高の流れを引き継ぐ


 16日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発。米12月コア消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を受け、前日の米市場で債券が買われた流れを引き継いだ。

 15日に発表された米12月コアCPIは、前月比の上昇率が0.2%と11月の0.3%から減速した。インフレ再加速への過度な警戒感が薄れるとともに米長期金利が低下し、これが国内債の追い風となり、債券先物は寄り付き直後に140円93銭をつけた。ただ、日銀が来週23~24日に開く金融政策決定会合で追加利上げに動くとの見方が強まっていることから一段の上値追いには慎重姿勢。この日に財務省が実施する20年債入札の結果を見極めたいとする投資家も多く、朝方の買い一巡後は伸び悩んだ。

 午前11時の先物3月限の終値は、前日比19銭高の140円78銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.015%低下の1.235%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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