午後:債券サマリー 先物は反発、持ち高調整の買いで堅調推移


 20日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発。持ち高調整とみられる買いが入ったことで堅調な展開だったが、全般的に模様眺めムードが強く上値を追う勢いには乏しかった。

 前週末17日に発表された米12月住宅着工件数や米12月鉱工業生産が市場予想を上回ったことを受け、同日の米長期債相場は3営業日ぶりに反落(金利は上昇)した。ただ、この日の東京市場では日本時間21日未明に行われるトランプ氏の米大統領就任式や、23~24日に開かれる日銀金融政策決定会合を見極めたいとする投資家が多く、米債券安の影響は限定的。就任式での発言で米金融市場が不安定な動きになれば日銀会合に影響を与える可能性があり、積極的には動きにくいといった様子だった。債券先物は午前10時10分ごろに141円14銭をつける場面があったものの、その後は狭いレンジで方向感なく推移した。

 先物3月限の終値は、前週末比7銭高の141円07銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前週末比0.010%低下の1.190%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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