三菱UFJ、第一生命HDなど買い優勢、日銀決定会合での追加利上げを織り込む動き◇


 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクや第一生命ホールディングス<8750.T>など大手生保株が総じて上値指向にある。今週末24日に日銀金融政策決定会合の結果が判明するが、市場では日銀が0.25%の利上げを決定するとの見方が強い。国内の新発10年債利回りは直近1.20%台まで上昇しているが、今後も金利の先高観は根強く、大手金融株にとっては運用環境の改善を見込んだ買いが入りやすくなっている。一方、きょうトランプ氏の米国大統領就任式が行われ、間髪入れず関税の引き上げ策などを打ち出してくることも予想される。米国株はともかく取り引きを行う各国にとってはアメリカ・ファーストの政策がネガティブに捉えられる可能性がある。市場では「(トランプ氏の米大統領就任後に)日本や欧州の株価が再び乱調となった場合、日銀が利上げしにくい環境に陥るケースもあり得るため、まだ決め打ちはできない状況にある」(中堅証券ストラテジスト)という声も聞かれる。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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