「地方銀行」が10位、日銀追加利上げによる追い風を意識<注目テーマ>


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10 地方銀行

 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「地方銀行」が10位となっている。

 今週23~24日の日程で日銀金融政策決定会合が開かれ、日銀は0.25%の追加利上げを行うとの見方が優勢となっている。国内の物価高が顕著となるなか、外国為替市場での円安進行に対する警戒感に加え、昨年12月下旬以降の原油市況の上昇なども考慮して、「日銀が音無しの構えを続けることは難しい状況」(中堅証券ストラテジスト)という声も出ている。

 足もとで国内の新発10年債利回りは上昇一服局面にあるが、マーケット参加者の間で金利の先高観は強い。金利上昇局面では銀行セクターにとっては運用環境の改善につながることから、株価的にもポジティブ材料となりやすい。メガバンクや大手生保だけでなく、地方銀行にとっても追い風が意識される場面だ。

 地方銀行は業界再編観測が常につきまとうが、経営統合などに際して実力上位行にとっては有利な思惑として働く。また、地方銀行の収益環境も昨今はインバウンドで押し上げ効果が見込める状況となっている。更に、地銀セクターは株価指標面から極めてPBRが低い水準に放置されている銘柄が多く、経営改善努力を背景とした株価水準訂正への期待を内包している。

 関連銘柄としては首都圏最大規模のコンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>をはじめ、地銀上位の千葉銀行<8331.T>、しずおかフィナンシャルグループ<5831.T>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>、京都フィナンシャルグループ<5844.T>など。このほか、九州フィナンシャルグループ<7180.T>、琉球銀行<8399.T>などもマークされる。

出所:MINKABU PRESS


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