外為サマリー:155円30銭台で推移、トランプ米大統領の関税報道で乱高下


 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=155円32銭前後と前日午後5時時点に比べ66銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=161円20銭前後と同27銭前後のユーロ高・円安で推移している。

 米国時間20日にトランプ米大統領の就任式が行われた。就任初日には関税発動が回避されるとの一部報道を受けて、朝方にドル円相場は一時1ドル=154円台後半までドル安・円高方向に振れた。だが日本時間午前9時50分すぎにトランプ米大統領が、2月からメキシコとカナダの輸入品目に対し25%の関税を発動することを検討していると報じられると、一気に156円20銭台まで円安に振れ、荒い動きとなった。ただ、関税発動はまだ検討段階との見方から、一段とドルの上値を追う姿勢は限られた。株式市場は総じて底堅く推移し、金融市場全般で混乱は回避されたことを受け、日銀が23~24日の金融政策決定会合で追加利上げに踏み切るとの見方が台頭。ドル円相場は再び154円台後半まで軟化する場面があった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0379ドル前後と同0.0062ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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