明日の為替相場見通し=日銀会合と総裁会見に視線集中


 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日銀金融政策決定会合と植田和男総裁の会見に視線が集中しそうだ。予想レンジは1ドル=156円00銭~157円30銭。

 日銀は24日に議論の結果を公表する予定で、市場では追加利上げに踏み切るとの見方が多い。ただ、日銀が利上げを決定しても植田総裁が夕方の記者会見で次の利上げに向けたタカ派的な姿勢を示さなければ、積極的に円を買い進む展開にはならないだろう。一方で、トランプ米大統領の関税政策などへの不透明感が強く、関税が強化されればインフレ圧力が高まるとの警戒感から米長期金利が上昇しやすくなっている。トランプ氏は23日(日本時間24日)に世界経済フォーラム年次総会「ダボス会議」でのオンライン演説を予定しており、関税強化の言及があれば米金利の上昇とともにドルが買われそうだ。なお、日本時間今晩には前週分の米新規失業保険申請件数が発表される。

出所:MINKABU PRESS


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