午前:債券サマリー 先物は小幅続落、持ち高調整の買いは朝方で一巡


 23日の債券市場で、先物中心限月3月限は小幅続落。朝方は持ち高調整とみられる買いが入ったものの、あす発表される日銀会合の結果を見極めたいとのムードのなか軟化した。

 日銀が23~24日に開く金融政策決定会合で、追加利上げに踏み切るとの観測が広がっている。市場では相場に織り込み済みとの見方がある半面、24日夕に行われる記者会見での植田和男総裁のタカ派姿勢の度合いが警戒されているといった様子だった。トランプ米大統領の関税強化への警戒感などを背景に、前日の米長期債相場が反落(金利は上昇)したことも国内債の重荷で、債券先物は140円97銭まで軟化する場面があった。なお、きょうは財務省による流動性供給入札(対象:残存期間1年超5年以下)が実施される。

 午前11時の先物3月限の終値は、前日比3銭安の140円99銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日と同じ1.195%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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