米外為市場サマリー:日米金利差拡大が意識され一時156円70銭台に上伸


 22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円53銭前後と前日に比べて1円00銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円93銭前後と同80銭程度のユーロ高・円安だった。

 トランプ米大統領の関税強化への警戒感などから米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが先行した。また、トランプ氏が21日に米国の人工知能(AI)開発に向けた巨額の投資計画を発表したことなどを背景に、NYダウをはじめ米主要株価指数が上昇したこともドルの支援材料となり、ドル円相場は一時156円71銭まで上伸した。ただ、その後は日銀が23~24日に開く金融政策決定会合の結果を見極めたいとして上値追いの勢いが鈍った。一方、ドイツやフランスの株価上昇を手掛かりに、ユーロも対円で買われた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0409ドル前後と前日に比べて0.0020ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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