23日の米株式市場の概況、NYダウ408ドル高で4日続伸 トランプ氏演説で投資家心理上向く


 23日の米株式市場では、NYダウが前営業日比408.34ドル高の4万4565.07ドルと4日続伸した。トランプ米大統領が世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)においてオンラインで演説を行った。このなかで、米連邦準備制度理事会(FRB)に利下げを求めたほか、石油輸出国機構(OPEC)に原油価格の引き下げを要請する姿勢をみせた。トランプ氏の演説を受けて投資家心理が上向き、景気敏感株などに買いが入った。S&P500種株価指数は過去最高値を更新した。

 キャタピラー<CAT>やボーイング<BA>、ウォルト・ディズニー<DIS>が上伸。アラスカ航空<ALK>が買われ、GEエアロスペース<GE>とユニオン・パシフィック<UNP>が大幅高となった。一方、アルコア<AA>とボストン・ビール<SAM>が株価水準を切り下げ、アクシネット・ホールディングス<GOLF>が急落した。

 ナスダック総合株価指数は同44.338ポイント高の2万0053.678と4日続伸した。メタ・プラットフォームズ<META>が堅調推移。ネットフリックス<NFLX>やクアルコム<QCOM>が値を上げ、アイオニス・ファーマシューティカルズ<IONS>が急伸した。エヌビディア<NVDA>は小幅高となった。一方、テスラ<TSLA>が冴えない展開。アメリカン航空<AAL>やプレクサス<PLXS>が売られ、ASTスペースモバイル<ASTS>やエレクトロニック・アーツ<EA>が安い。

出所:MINKABU PRESS


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