東京株式(大引け)=26円安と小幅に5日ぶり反落、日銀利上げで後場値を消す


 24日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に5日ぶりに反落。前日の米株高を受け一時300円を超える上昇となったが、日銀が追加利上げを発表したことを受け、日経平均株価は後場に値を消す展開となった。

 大引けの日経平均株価は前日比26円89銭安の3万9931円98銭。プライム市場の売買高概算は18億6669万株。売買代金概算は4兆5000億円となった。値上がり銘柄数は1044と全体の約63%、値下がり銘柄数は516、変わらずは81銘柄だった。

 前日の米株式市場では、NYダウが408ドル高と値を上げ、S&P500種株価指数は最高値を更新した。米国株が上昇した流れを受け、日経平均株価は4万円台に乗せてスタートした。ただ、昼休み時間中に日銀が金融政策決定会合で政策金利を0.25%から0.5%に引き上げることを発表すると、後場は荒い値動きとなった。後場の寄り付き後に、日経平均株価は一時320円近く上昇した。しかし、その後は為替が一時1ドル=155円00銭前後へ円高に振れたことも警戒され、日経平均株価は値を消す展開となった。結局、日経平均は小幅安で取引を終えた。

 個別銘柄では、ディスコ<6146.T>が大幅安となり、ソフトバンクグループ<9984.T>、東京エレクトロン<8035.T>が下落。ニデック<6594.T>やソニーグループ<6758.T>が安く、日立製作所<6501.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が値を下げた。トヨタ自動車<7203.T>やホンダ<7267.T>、日産自動車<7201.T>、三菱自動車工業<7211.T>といった自動車株が下落した。

 半面、三菱重工業<7011.T>やIHI<7013.T>が高く、レーザーテック<6920.T>やキーエンス<6861.T>、ファーストリテイリング<9983.T>が値を上げた。任天堂<7974.T>やディー・エヌ・エー<2432.T>が高い。三井不動産<8801.T>や楽天グループ<4755.T>、オリエンタルランド<4661.T>が上昇。フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が買われた。

出所:MINKABU PRESS


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