外為サマリー:日銀の利上げ継続思惑で一時155円00銭近辺まで軟化


 24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=155円36銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円25銭程度のドル安・円高となっている。

 日銀は24日まで開いた金融政策決定会合で、政策金利を0.25%から0.5%に引き上げることを決めた。発表直後には市場予想通りとして円が売られる場面もあったが、すぐに円買い・ドル売りが流入。同時に公表された1月の「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で、25年度と26年度の物価見通しが上方修正されたことから今後も利上げが続くとの思惑が強まった。ドル円相場は午後1時20分すぎに一時155円00銭近辺まで軟化したあとは下げ渋る動きとなったが、植田和男総裁が夕方に行う記者会見でタカ派的な姿勢を示す可能性があることから戻りは限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0451ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0050ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=162円37銭前後と同50銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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