午前:債券サマリー 先物は前日比変わらず、長期金利は1.210%に上昇


 24日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は前日比変わらず。前日の米国市場で長期債価格が下落(金利は上昇)し、円債相場の重荷となったが、売り一巡後は持ち高調整目的の買いが入った。

 米株式市場では投資家のリスク選好姿勢が強まり、S&P500種株価指数が過去最高値を更新。安全資産と位置付けられる米国債への売り圧力を高めた。日銀は24日、金融政策決定会合の結果を発表する。0.25%幅の追加利上げを市場は織り込んでいるものの、経済・物価情勢の展望(展望レポート)の内容や、植田和男総裁の記者会見の発言を精査したいとのムードから積極的な売買は手控えられた。

 総務省が24日発表した12月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除くコアCPIが前年同月比3.0%の上昇となった。伸び率は11月の2.7%から拡大。市場予想に対しては同水準となった。円債相場の反応は限られた。

 先物3月限は前営業日比変わらずの140円93銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は1.210%と、前営業日比で0.005ポイント上昇した。

出所:MINKABU PRESS


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