午前:債券サマリー 先物は反発、トランプ発言を受けリスク回避姿勢強まる


 27日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発。トランプ発言を受けて投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に安全資産とされる債券の人気が高まった。

 トランプ米大統領が26日、南米コロンビアに対して25%の関税などの緊急制裁を加えることを明らかにしたことで、世界的な貿易戦争への懸念が台頭。24日に発表された米経済指標が低調だったことを背景に、同日の米長期債相場が3日ぶりに反発(金利は低下)したことも国内債の追い風となった。反発して始まった日経平均株価が下げに転じるなか、債券先物は午前10時50分すぎに一時140円84銭まで上伸した。なお、きょうは財務省による流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)が実施される。

 午前11時の先物3月限の終値は、前週末比15銭高の140円82銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.005%上昇の1.230%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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