外為サマリー:リスク回避の動きから一時155円40銭近辺まで伸び悩む


 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=155円53銭前後と前週末の午後5時時点に比べて15銭程度のドル高・円安となっている。

 24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円00銭前後と前日に比べて5銭程度のドル安・円高で取引を終えた。欧州市場では買い戻しで156円50銭台まで上伸する場面があったものの、ニューヨーク市場に入ると同日に発表された低調な米経済指標が重荷となった。

 この日の東京市場はドル売り・円買いが優勢となっている。トランプ米大統領が26日、南米コロンビアに対して25%の関税などの緊急制裁を加えることを明らかにし、世界的な貿易戦争への懸念から投資家のリスク回避姿勢が強まっている。時間外取引で米長期金利が低下していることから日米金利差の縮小が意識されやすく、午前9時40分すぎには155円40銭近辺まで伸び悩んだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0473ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0010ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=162円88銭前後と同35銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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